blind alley

movie review

american history X

data

  • 出演:エドワード・ノートン、エドワード・ファーロング、その他
  • 監督:トニー・ケイ
  • 脚本:デイヴィッド・マッケンナ
  • 製作:1998年、アメリカ
  • 時間:119分

story

カリフォルニア州ヴェニス・ビーチ。 父を黒人に殺された恨みから白人至上主義集団のカリスマ的リーダーとなったデレク。 自宅を襲った2人の黒人の故殺罪で服役していた彼が出所してきた時、 デレクは自分を崇拝する弟が白人至上主義集団メンバーとなっていることを知った。

review

アメリカでの人種問題の根深さが思い知らされ、 これがアメリカの現実なのかと衝撃を受けました。 全篇を通して、怒りや悲しみ、切なさなどのリアルな感情が感じられました。 現代社会へ問題を提起している、素晴らしい作品です。

この作品をここまで衝撃的で素晴らしい作品に仕立て上げたのは、 エドワード・ノートンの演技だと思います。 黒人を殺害するシーンでの、デレクの恐ろしくもギラギラした目には恐怖を感じました。 父親が殺害される前のデレク、白人至上主義集団のリーダーとなったデレク、出所後のデレク、 そのすべての表情が全く違い、それだけでもデレクの心情が窺えます。

エドワード・ファーロングもノートンに負けないほど、ダニーを演じ上げていて、 デレクとは本当の兄弟のように思えました。 そのため、ラストはやりきれない切なさで、涙してしまいました。

ただ、このストーリーを描くのに2時間は短すぎるのではと思います。 もっと時間をかけて、デレクの刑務所内での心の変化や、ダニーの葛藤を見たかったです。

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